仕事に対するやる気や、人間関係の悩みを抱えるAさん(40代男性)に、タロット占いを用いてカウンセリングを行いました。仕事とプライベートのバランス、友人との久々の再会に対する不安など、現代人が抱えやすい悩みをタロットカウンセリングしましたが、言葉を引き出す難しさを感じる結果となりました。
デッキの正逆
デッキの正逆を決める「今日はいい日でしたか?」の質問に対し、Aさんは「いい日でした」と回答。
でたカードは、【審判(正位置)】でしたので、そのままスタートです!
そして、書いていて気づいたのですが、私Aさんの「守護する存在」を訊いていない……!
それでも答えてくださることに感謝し、次回は気を付けます。
質問1 お仕事の目標達成について
Aさん:会社でのことなんですが、会社全体の大きな目標とは別に、個人目標を立てることになっていまして。個人目標を達成できれば、賞与の査定が上がるとのことなんですが、どうも個人的にはやる気が起きなくて。それでも達成した方がいいですかね?
八雲:分かりました!引いてみますね~ 【皇帝(逆位置)】
カードでも、Aさんご自身がおっしゃっていたように、達成することへの情熱や行動力がないと出ていますね。いかがですか?
Aさん:いやー、仕事もプライベートも忙しすぎて、はっきりいって個人目標の達成なんてどうでもよかったんですよね(笑)そういう結果になって、却って安心しました
八雲:そうですか。でもボーナスに影響するとなると、ちょっと頑張れそうな気がしますが?
Aさん:いやー、そこまではないですね~
質問2 ご友人とのお付き合い①
Aさん:今月末に、久々に会う人たちがいるんです。
1人は1年半ぶりに会う人で、今後も長く関係を続けていきたいと思っているんですが、この人との今後の付き合いはどうなりそうですかね?
八雲:引いてみますね~ 【力(逆位置)】
この方にお会いするのに、自信がないという感じのカードが出たのですが、思い当たるようなことはありますか?
Aさん:うーん……自信がない……どうだろうなあ
八雲:その他には、実力不足や忍耐力がない、ひとりよがりといった意味もあるようですが、なにかしっくりするものはありますか?または、お会いすることに不安があるとか。
八雲:なんとなくなんですが、こういった質問をするということは、相手の方に対する何かしらの遠慮や不安があるのかもしれませんね
Aさん:うーん、そうかなあ……
お悩みの深堀や、ことばをうまく引き出すことができなかったため、ここは反省ポイントです。
質問3 ご友人とのお付き合い②
Aさん:もう一人の人は、古くからの友人で、つい3ヶ月前にも会っているんですが、彼とも今後定期的に会って遊びたいなあって思っているんですよー。
彼とはどうですかね?
八雲:引いてみますね~ 【戦車(正位置)】
楽しくお付き合いできそうですよー。
Aさん:そうですか。よかったです
今後の課題(Geminiによる分析)とカウンセリング後の感想など
個人目標に対するモチベーションの掘り下げ
- 具体的な目標の内容: 個人目標がどのような内容なのかを具体的に尋ねることで、より的確なアドバイスができます。「どのような目標を設定されていますか?」「達成すると、具体的にどのようなメリットがあると考えていますか?」といった質問が考えられます。
- 達成感よりも別の価値: 目標達成そのものよりも、目標に向かって努力する過程で得られる経験や成長に目を向けるよう促すこともできます。「目標達成だけが全てではありません。目標に向かって努力する過程で、何か新しい発見や学びがあるかもしれませんよ」といった言葉かけが有効です。
- 小さな目標への分割: 大きな目標を達成するのが難しいと感じている場合は、小さな目標に分割して達成感を味わえるよう提案することも考えられます。
人間関係における不安の深掘り
- 過去の経験: その人とのかつての経験や、現在抱えている具体的な不安について詳しく尋ねることで、より的確なアドバイスができます。「過去にその方と何かあったことはありますか?」「今、その方と会うことに対して、どのような不安を感じていますか?」といった質問が考えられます。
- 具体的な行動: カードの意味だけでなく、具体的な行動を提案することもできます。「まずは、相手の良いところを3つ挙げてみましょう」「事前に会話を想定して、話したいことを考えておくのも良いかもしれません」といったアドバイスが考えられます。
言葉の引き出し方
- オープンな質問: 「どうですか?」「うーん、どうでしょうねー……」といった答えに終わってしまう場合は、より具体的な質問を投げかける必要があります。「〇〇という部分は当てはまりますか?」「具体的な場面を思い出すことはできますか?」といったように、具体的なイメージを喚起するような質問が効果的です。
- 共感と傾聴: 相手の話を遮らずに最後まで聞き、共感の言葉をかけることで、相手はより心を開いて話してくれるようになります。「それは大変でしたね」「お気持ちよく分かります」といった言葉が有効です。
- 沈黙: 相手が言葉に詰まってしまった場合は、無理に言葉をかけずに、しばらくの間沈黙を保つことも大切です。
短いやりとりではありましたが、ことばやの引き出し方、お悩みへの解決策やアプローチについて、課題が多い鑑定となりました。
やはり、相手の事情に踏み込むためらいや遠慮、「有益なことを伝えて感謝されたい」というエゴが落とし切れていないこと、しっくりいく結果をクライアントさんと作り上げていく技術が不足しているので、今後はこれらに気を付けて鑑定したいです!
今回も長くなってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました(*’ω’*)